倉敷中央病院付属予防医療プラザ
選ばれる「食」と
喜ばれる「サービス」の提供
医療施設を取り巻く環境が日々変化していく中、「食事」が担う役割は決して小さいものではありません。当社は召し上がる方のニーズを把握し、付加価値の高い飲食サービスの提供を目指し、クライアントと共に取り組んでいます。
食生活改善を支援する健診食の提供
2001年に倉敷中央病院が職員食堂の委託化をされて以来、当社は患者食をはじめ職員カフェや系列病院、保育食と病院関連施設内の飲食サービスを順次受託してきました。2019年6月には、病院付属健診センターの新築移転に伴い、受診者専用レストランの運営が直営から委託に切り替えられたのを機に、健診食の提供を開始しました。
新しくなった倉敷中央病院付属予防医療プラザ内の健康食レストラン「ルリエール」で提供する食事については、健診の機会を体を気遣うきっかけとしていただくために、同院が健診施設の開設以来30年間提唱し続けてきた「医食同源」の考えを取り入れ、季節の食材を生かしつつ栄養バランスの取れた内容を目指しています。
ニーズを捉えたメニュー
リニューアル2年目となる2020年度の献立作成にあたっては、昨年実施した喫食者アンケートの結果を反映し、クライアント様とメニューコンセプトから検討を重ね、関係者による試食会を繰り返して決定しました。新メニューでは、1日に必要な野菜の半分の量を取ることができ、スーパーフードと注目されているスプラウトのサラダや発芽玄米のご飯を採用。低塩・適正カロリーの健康食でありながらも満足いただけるよう、味だけでなく、見た目にもこだわった懐石風の御膳に仕上げています。
同施設では、最大で1日約200名となる受診者の方に食事を提供していますが、約9割の方が召し上がる人気のメニューになっています。
クライアント様の声
エームサービスは倉敷中央病院の患者食において多彩な病態への細やかな対応を通じて食と医を実践し、食事内容も患者様に好評です。また、職員食堂では季節感のある食事を提供し、職員の憩いの場となっています。人間ドック食の提供業者の選定でも、健康への配慮とアメニティーをキーワードに、信頼できるパートナーである同社に決定しました。
レストラン「ルリエール」では、前身の健診施設開設より「医食同源」を30年間守り続け、低塩・適正カロリーで満足できるおいしい食事を楽しみながら、食生活改善に役立ててもらえるよう心掛けています。献立立案には当施設の管理栄養士も参加。抗酸化作用をもつ食材の活用など、最新のトレンドも取り入れながら、食を通じた健康維持を提案しています。
エームサービスは食育にも熱心に取り組んでいることから、人生100年時代を健康で生き抜くための食育、壮年期以降の健康管理としての食育を、予防医療プラザから、共に広く地域に発信していければと考えています。
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構
倉敷中央病院付属予防医療プラザ 所長 菊辻 徹 様